デイトレーダーには投資初心者でもなれる
株価の決まり方
株価と時価総額の関係性
株価が変動する要因
- 国際情勢
株価は、国際情勢によって大きく値動きします。分かりやすい例に挙げられるのが地政学リスクです。例えば、ある国がミサイルを発射すると世界情勢に不安が広がったり、また、米中貿易摩擦など国際的に大きな問題が起きたりすると、株価は大きく乱高下する傾向にありますから、常に確認するようにしましょう。 - 国内情勢
株価は国内情勢でも大きく左右されます。国内情勢で分かりやすい例として挙げられるのは、政治でしょう。例えば、政権交代が起きて新たな総理大臣が就任すると、株価は大きく乱高下する傾向にあります。記憶に新しいのは2012年に起きた政権交代でしょう。民主党から自民党に政権が変わり、その後に株価は大きく上昇しました。
- 業績の変化
業績の変化によって株価は大きく上下動します。特に市場予想より大きく乖離(かいり)した場合、株価は乱高下しやすくなります。また、業績が良くても市場予想に届かない場合、株価は大きく下落する傾向にあります。どちらも注意が必要です。 - 外国投資家の影響
日本の株価市場において外国投資家の影響は非常に大きいものです。外国投資家は大きなお金を動かすビッグプレイヤーも多いため、外国投資家の影響を日本株は受けやすいです。
株価が割高か割安かを判断するためには
株価チャートを見る(テクニカル分析)
ローソク足
出来高の棒グラフ
移動平均線
テクニカル分析のメリット
1.短期の値動きを予想できる
テクニカル分析は過去のチャートの値動きから将来のチャートの値動きを予想するもので、分析の精度が高いことが特徴の1つです。また、チャートは常に動いているため、短期の値動きも予想することができます。なお、後ほどご紹介するファンダメンタルズ分析の場合は、短期の値動きを予想することはできません。デイトレーダーなど短期で利益を上げたい方にとっては、非常にメリットが大きいでしょう。
2.経済の知識が薄くても利用できる
株式投資と聞くと、専門的な経済や金融の知識がなければ勝つことができないと思われ方がいるかもしれません。確かに経済や金融の知識は、あるに越したことはないでしょう。しかしテクニカル分析の場合、チャートの見方やテクニカル指標の使い方さえ理解できれば、経済の知識が薄くても行うことができます。そうした専門知識がなくても株価の値動きを予想できるのは、テクニカル分析の大きなメリットと言えるでしょう。
3.視覚的に株価の動きを把握しやすい
テクニカル分析はチャートを使って株価の値動きを予想します。そのため、視覚的に把握しやすいのもメリットと言えるでしょう。株価の上がり下がりが一目瞭然で分かるため、株の売買を素早く判断できます。
テクニカル分析のデメリット
1.分析通り株価が動くとは限らない
テクニカル分析は精度が高い分析方法です。ただし株価は、百発百中で分析の通りに動くものではありません。時には、まったく逆の方向に動くこともあるでしょう。そのため、過度にテクニカル分析に頼るのは避けてください。
2.テクニカル指標を使いこなすまでに時間がかかる
テクニカル指標には、MACDやRSIなど様々な種類があります。株式投資の初心者には聞きなじみのない言葉も多く、テクニカル指標に慣れるまで時間がかかるかもしれません。しかし、一度覚えればずっと使えるものなので、勉強する価値は十分にあります。
企業の財務状況から判断する(ファンダメンタルズ分析)
PER(株価収益率)
PBR(株価純資産倍率)
ファンダメンタルズ分析のメリット
1.中長期の株価予想の精度が高い
ファンダメンタルズ分析は、企業の財務状況から株価を分析するものです。そのため、中長期の株価予想ではとても高い精度となります。中長期で株式投資を行いたいのであれば、ファンダメンタルズ分析は必須と言って良いでしょう。
2.瞬間的な判断力を必要としない
ファンダメンタルズ分析は、短期で株式を売買するものではありません。テクニカル分析のように瞬間的な判断力は必要とせず、じっくり考えて投資できることはメリットと言えます。
ファンダメンタルズ分析のデメリット
1.財務状況を読む能力が必要になる
ファンダメンタルズ分析をするには、企業の財務状況を読む能力が必要です。財務状況をしっかり把握するためにある程度の知識が必要になりますので、活用できるまで時間がかかります。テクニカル分析のように視覚的に把握できるものでない点は、デメリットとなる方もいるでしょう。
2.デイトレーダーには投資初心者でもなれる 短期の売買には向かない
ファンダメンタルズ分析は中長期の株価を予想するもののため、デイトレードのような短期の売買には向きません。デイトレードやスキャルピングなどで利益を出したい方が活用できない点は、デメリットの1つと言えます。
監修者プロフィール
渡辺 智(ワタナベ サトシ)
FP1級、証券アナリスト。
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恐怖指数(VIX指数)とは? 特徴と投資するメリットデメリットをご紹介!
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