【単純】ストキャスティクスとは?使い方とトレード手法3つ
鈴木拓也
動画をご覧になった方も、復習で記事を読めば、理解がグンとアップしますよ!
ストキャスティクスの仕組みと2つの種類
ストキャスティクスは3種類の線で構成される
- H3:(C-L5)の期間3の合計
- L3:(H5-L5)の期間3の合計
- H:期間5の最高値
鈴木拓也
数式がいくつも出てきているけど、後で説明する使い方だけ覚えればトレードはできるので安心してください。
2種類のストキャスティクス:ファストとスロー
ストキャスティクスは、ファストストキャスティクスとスローストキャスティクスの2種類があり、以下のような仕組みです。
- ファストストキャスティクス:「%Kと%D」
- スローストキャスティクス:「%Dと%SD」
結論から申し上げますと、ファストストキャスティクスは敏感に反応する分ダマしが多く、実際のトレードでは 動きをより遅くしたスローストキャスティクスが使用されています。
一方、右側のスローストキャスティクスでは、数値は滑らかに動いており、ダマしが少なく、より実践でのトレードに適していると言えます。
鈴木拓也
ストキャスティクスはファストとスローがあるけど、スローの方を使うようにしましょう。
MT4にストキャスティクスを表示する方法
すると、設定画面が表示されるので、ファストストキャスティクスの場合は「スローイング=1」とします。
逆に、スローストキャスティクスの場合はスローイングを3と入力します。
ストキャスティクスを使った3つのトレード手法
- 買われ過ぎ・売られ過ぎによる判断
- %Dと%SDのクロス
- ダイバージェンス
手法1:買われ過ぎ・売られ過ぎ
一つ目のトレード手法が、ストキャスティクスが0に近づけば売られ過ぎ、100に近づけば買われ過ぎと判断して逆張りで仕掛けることです。
ストキャスティクスでは、20以下で売られ過ぎ、80以上で買われ過ぎという指標になります。
- 80以上になっても上昇トレンドの勢いが強く更に上昇するケースがある
- 20以下になっても下降トレンドの勢いが強く更に下落するケースがある
RSIなどの他のオシレーター系指標にも言えることですが、相場の勢いがある時は、そのまま買われ過ぎや売られ過ぎの領域に指標が張り付いてしまうケースがあるため、 これ一つのシグナルでエントリーをするのは危険 です。
手法2:%Dと%SDのクロス
二つ目のトレード手法は、%Dと%SDのクロスで売買シグナルとすることです。
下図のチャートのように、 %Dが%SDを下から上へ抜ければ買いでエントリー、上から下へ抜ければ売りでエントリー をするポイントとなります。
どんなテクニカル的な手法でも、ダマしは必ず存在します。
手法3:ダイバージェンス
三つ目トレード手法は、「ダイバージェンス」と呼ばれる為替レートとストキャスティクスの逆行現象をとらえて逆張りで仕掛ける方法です。
ダイバージェンスとは、為替レートとオシレーターが逆行する現象のことで、例えば、為替レートが下落しているのにストキャスティクスの安値が切り上がれば、 下降トレンドの勢いが弱まり、上昇トレンドへ転換するシグナル となります。
また同様に、為替レートが上昇しているのにストキャスティクスの高値が切り下がれば、上昇トレンドの勢いが弱まり、 下降トレンドへ転換するシグナル となります。
鈴木拓也
ストキャスティクスについて
【ストキャスティクスの%Kの計算のイメージ】
マーケットへの反応の速さは、%K>%D>Slow%Dの順となり、通常このうち2本のラインを組み合せて使う。
ラインの組み合わせは、【%Kと%D】を使う「ファストストキャスティクス」と、【%DとSlow%D】を使う「スローストキャスティクス」がある。ファストストキャスティクスの方が一般的に多く使われているが、スローストキャスティクスのほうが、ダマシは少ない特徴もある。
MT4の設定について
・%K期間:%Kの値を計算するときに何本分のロウソク足を使うか
・%D期間:%Dの値を計算するときに何本分のロウソク足を使うか
・スローイング:スロー%Dの値を計算するときに何本分のロウソク足を使うか。 1にするとファストストキャスティクスになる。
価格欄:%Kの計算に利用される価格幅。初期設定は%K期間内の最高値と最安値(Low/HIgh)。これを%K期間内の最初の終値と最後の終値(Close/Close)ストキャスティクスについてです でも行うことができる。基本的には最高値と最安値。
移動平均の種別:Simple/Exponential/Smoothed/Linear Weightedから選ぶことができる。基本的にはSimple。
株初心者でも3分でわかる!株価チャート『ストキャスティクス』とは
当サイトの提供しているコンテンツの投資対象や投資手法は元本や利益を保証するものではな く、相場の変動や金利差により損失が生じる場合がございます。投資対象や取引の仕組およびリスクについて十分ご理解の上、お客様ご自身の判断と責任におい てお取引いただきますようお願い申し上げます。信用取引、外国為替証拠金取引、株価指数先物取引、株価指数オプション取引、商品先物取引などの保証金・証 拠金設定のある投資対象については、お客様がお預けになった保証金・証拠金額以上のお取引額で取引を行うため、保証金・証拠金以上の損失が出る可能性がご ざいます。また外国為替証拠金取引の取引レートには売値と買値に差が生じます。 (※外国為替証拠金取引の取引レートには通貨毎に売付価格と買付価格に差額(スプレッド)があります)
当サイトで提供しているコンテンツは、作成時点で得られる情報を元に、細心の注意を払って作 成しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。また、株式投資等の知識向上、学習のための参考となる情報の提供を目的としたもので、 特定の銘柄や投資対象や、特定の投資行動、運用手法を推奨するものではありません。投資に関する最終決定はお客様ご自身の判断でお願いします。なお、投資によって発生する損益は、すべて投資家の皆様へ帰属します。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、情報提供者及び当社(オープンエデュケーション株 式会社)は一切の責任を負うことはありませんのでご了承下さい。また、当サイトのコンテンツのすべての情報について当社(オープンエデュケーション株式会社)の許可なく転載・ 掲載することを禁じます。
ご注意ください
当サイトの提供しているコンテンツの投資対象や投資手法は元本や利益を保証するものではな く、相場の変動や金利差により損失が生じる場合がございます。投資対象や取引の仕組およびリスクについて十分ご理解の上、お客様ご自身の判断と責任におい てお取引いただきますようお願い申し上げます。信用取引、外国為替証拠金取引、株価指数先物取引、株価指数オプション取引、商品先物取引などの保証金・証 拠金設定のある投資対象については、お客様がお預けになった保証金・証拠金額以上のお取引額で取引を行うため、保証金・証拠金以上の損失が出る可能性がご ざいます。また外国為替証拠金取引の取引レートには売値と買値に差が生じます。 (※外国為替証拠金取引の取引レートには通貨毎に売付価格と買付価格に差額(スプレッド)があります)
当サイトで提供しているコンテンツは、作成時点で得られる情報を元に、細心の注意を払って作 成しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。また、株式投資等の知識向上、学習のための参考となる情報の提供を目的としたもので、 特定の銘柄や投資対象や、特定の投資行動、運用手法を推奨するものではありません。投資に関する最終決定はお客様ご自身の判断でお願いします。なお、投資によって発生する損益は、すべて投資家の皆様へ帰属します。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、情報提供者及び当社(オープンエデュケーション株 式会社)は一切の責任を負うことはありませんのでご了承下さい。また、当サイトのコンテンツのすべての情報について当社(オープンエデュケーション株式会社)の許可なく転載・ 掲載することを禁じます。
ご注意ください
当サイトの提供しているコンテンツの投資対象や投資手法は元本や利益を保証するものではな く、相場の変動や金利差により損失が生じる場合がございます。投資対象や取引の仕組およびリスクについて十分ご理解の上、お客様ご自身の判断と責任におい てお取引いただきますようお願い申し上げます。信用取引、外国為替証拠金取引、株価指数先物取引、株価指数オプション取引、商品先物取引などの保証金・証 拠金設定のある投資対象については、お客様がお預けになった保証金・証拠金額以上のお取引額で取引を行うため、保証金・証拠金以上の損失が出る可能性がご ざいます。また外国為替証拠金取引の取引レートには売値と買値に差が生じます。 (ストキャスティクスについてです ※外国為替証拠金取引の取引レートには通貨毎に売付価格と買付価格に差額(スプレッド)があります)
当サイトで提供しているコンテンツは、作成時点で得られる情報を元に、細心の注意を払って作 成しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。また、株式投資等の知識向上、学習のための参考となる情報の提供を目的としたもので、 特定の銘柄や投資対象や、特定の投資行動、運用手法を推奨するものではありません。投資に関する最終決定はお客様ご自身の判断でお願いします。なお、投資によって発生する損益は、すべて投資家の皆様へ帰属します。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、情報提供者及び当社(オープンエデュケーション株 式会社)は一切の責任を負うことはありませんのでご了承下さい。また、当サイトのコンテンツのすべての情報について当社(オープンエデュケーション株式会社)の許可なく転載・ 掲載することを禁じます。
【完全解明】究極のストキャスティクスのパラメーター設定法、おすすめの期間とは?
テクニカル分析
ストキャスティクスのパラメーター設定方法について学びたい。
記事公開から既に5万人以上のトレーダーに読んで頂いており、ストキャスティクスを極めたい方に超好評のコラムです。
当ストキャスティクスの解説記事 要点まとめ
・ストキャスティクスは日本語で推計学という意味
・ストキャスティクスは高値と安値に対し、終値がどの位置にあるのかを示す
・「%SD」のパラメーター設定により、ストキャスティクスは2種類に分類
・Slowストキャスティクスはシグナル遅、勝率高、利益小、損失大となる傾向有
・Fastストキャスティクスはシグナル早、勝率低、利益大、損失小となる傾向有
・ストキャスティクスの使い方の1つにゴールデンクロス、デッドクロスがある。
・ストキャスティクスのダマしを回避するならSlowストキャスティクスを採用
・レンジ相場ならFastストキャスティクス一択
・押し目買い、戻し売りでストキャスティクスは使える。
・ストキャスティクスを応用すると、半値戻し、1/2戻し、1/3戻しで使える。
・%Kに影響するパラメーターXは概ね20以上がオススメ
・%Dに影響するパラメーターYは2~3程度、状況によりもっと大きな値がオススメ
・%SDに影響するパラメーターZはFastストキャスティクスの1がオススメ
・ストキャスティクスのダイバージェンスはトレンド転換を測れる。
・ダイバージェンスを確認したいなら%Kのパラメーターは長く取ること。
・ストキャスティクスとRSIは全く別のオシレーター系テクニカル指標
・MetaTrader4(MT4)でもストキャスティクスは使える。
ストキャスティクス(Stochastics)とは?
英語でStochasticsと表記し、日本語の意味は推計学。
ストキャスティクスは当日の終値が過去の高値、安値に対してどの位置にあるかを数値化し、買われすぎ、売られすぎを推計するテクニカル指標です。
パラメーター「%SD」の設定値で種類が変わる。
ストキャスティクスはスローストキャスティクススティクスと、ファストストキャスティクスの2種類に分類できます。
「%SD」を2以上に設定→Slowストキャスティクス(スローストキャスティクス)
「%SD」を1に設定→Fastストキャスティクス(ファストストキャスティクス)
ストキャスティクスRSIとは何ですか? Binanceではどのように機能しますか
ストキャスティクスRSIとは何ですか?
ストキャスティクスRSI、または単にStochRSIは、資産が買われ過ぎか売られ過ぎかを判断し、現在の市場動向を特定するために使用されるテクニカル分析指標です。 名前が示すように、StochRSIは標準相対力指数(RSI)の派生物であり、そのため、指標の指標と見なされます。 これは一種の発振器であり、中心線の上下で変動することを意味します。
StochRSIはどのように機能しますか?
標準のRSIと同様に、StochRSIに使用される最も一般的な時間設定は14期間です。 StochRSIの計算に含まれる14の期間は、チャートの時間枠に基づいています。 したがって、日足チャートは過去14日間(ローソク足)を考慮しますが、時間足チャートは過去14時間に基づいてStochRSIを生成します。
期間は日、時間、または分に設定することができ、それらの使用はトレーダーごとに大幅に異なります(プロファイルと戦略に応じて)。 期間の数は、長期または短期の傾向を識別するために上下に調整することもできます。 20期間の設定は、StochRSIインジケーターのもう1つのかなり一般的なオプションです。
前述のように、一部のStochRSIグラフパターンでは、0から1ではなく0から100の範囲の値が割り当てられます。これらのグラフでは、中心線は0.5ではなく50になっています。 したがって、通常0.8で発生する買われ過ぎのシグナルは80で示され、売られ過ぎのシグナルは0.2ではなく20で示されます。 0〜100に設定されたグラフは少し異なって見える場合がありますが、実際の解釈は基本的に同じです。
StochRSIの使い方は?
StochRSI対RSI
ただし、ストキャスティクスRSIと比較すると、標準RSIは比較的動きの遅いインジケーターであり、少数のトレーディングシグナルを生成します。 ストキャスティクス公式を通常のRSIに適用することで、感度を高めた指標としてStochRSIを作成することができました。 その結果、それが生成するシグナルの数ははるかに多く、トレーダーは市場のトレンドと潜在的な買いまたは売りのポイントを特定する機会が増えます。
結びの考え
ストキャスティクスRSIは、市場の動きに対するスピードと感度が高いため、アナリスト、トレーダー、投資家にとって、短期分析と長期分析の両方で非常に有用な指標になります。 ただし、シグナルが多いほどリスクも高くなるため、StochRSIは、作成するシグナルの確認に役立つ可能性のある他のテクニカル分析ツールと一緒に使用する必要があります。 暗号通貨市場は従来の市場よりも不安定であり、そのため、誤ったシグナルの数が増える可能性があることを覚えておくことも重要です。
コメント